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暗記の不得意な子供の成績を頑張ってあげるためのブログす。

興味のあるものしか集中できない脳らしい

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 今回ADHDのうちの子の不注意がどれくらい深刻かを考えつつ、どうやったら驚異のないものに興味を持ってもらうのか?という点に絞って考えていこうと思います。むかしむかし自分が英語の勉強をしていたころに、英語にそんなに抵抗感がなかったのですが、いつのまにかアルファベットの塊を見て

 

 めんどくさいなーとおもったことを思い出すようにしてみました。でももっとわかりやすく言うなら、子供が英語やローマ字に対して起こすアレルギー反応は、まるで普通の大人がアラビア文字を見て起こすような反応に近いのです。そこまで極端じゃないにしても、ドイツ語とかフランス語、もしくはスペイン語に対して起こすような反応にちかいのです。

ただ、ものすごく頑張ったのか中1の1学期で何とかアルファベットを覚えることはできたのです。英語の担当の先生にもしかしたら、「ディスクレシア」なんじゃないのかと思うんですけどと相談したところ、「アルファベットが書けるからそうじゃないですよ」とにこやかにお答えいただきましたが、持って帰ってくるプリントやノートの評価はそのときの先生の笑顔とは打って変わって、見るだけでめまいがするような代物ばかりです。かろうじてアルファベットが読めるのは、どうやらアルファベットの歌を歌えるようになっていた幼稚園や保育園時代までさかのぼってしまうのです。

 

 どちらかというと、小学校の時に毎週1度くらいの英語の授業らしきものがあったのですが、6年間かけて何をやっていたのでしょうか?と言いたくなるほどにお粗末な何にもしない時間が横たわっています。

 

 その時は、ゲームとかポケモンなら150匹くらいシーズンごとに覚えていられるんだから、頑張れば英単語も大丈夫じゃないかと思ったのですが、どうもこのADHDといわれる症例の場合、自分の興味のあるものには蚊集中することはあっても、それ以外の者にはほとんど興味をしめさないという、すごく面倒なメンタルが仕込まれているようなのです。社会人になれるのかと思うとものすごく不安になります。。。

 

 となれば、どうしたら英語を頑張るようになるのかそこに頭を働かせなくてはならないのが親の頑張りどころということのようです

とりあえず、ジョリーフォニックスでアルファベットからフォニックスの音を無理せず連想できる心がまえまでは作り上げることができました。英語が並んでいればなんとか読もうとできるガッツは手に入れているので(正解か不正解かは別にして)、もともと字を書くのが嫌いだったので→書道を習わせて字を書くことに興味を持たせるということをしましたから、好きな小説の英語版を買って与えて、交互に見ながら長文に慣れさせるという手段に出ようと覆いました。

 

 ADHDの子はあまり本も好きじゃないと思うのですが、たまたま洋書の冒険シリーズで気に入るものがあり、訳されたものを夢中になって読んでいたのです。

もちろん小学校の時は宿題もしないで、このシリーズを夜中に隠れて読んでいました。

 

 英語への糸口は何となく見つかった気がしました。彼女が気に入ったのはガフールの伝説というシリーズで外伝やドロップアウト小説などもあるのですが、運のよいことにハリーポッターみたいにめんどくさいから映画見ればいいんじゃない?と映像に逃げることができず(アニメで映画化はしているが、シリーズではなくて2作まで)。どうしたって続きを読みたければ本を読むしかないというシリーズです。おまけにハリポタほど人気もないので図書館に行けばムリなく借りられるのも良い点です。

洋書はAmazon仕入れないとないのですが、そこそこ人気があったみたいなので、中古で手に入れることもできました。

今その作家さんはドロップアウトしたオオカミの冒険シリーズを製作中なので英語の教材として十分な長編小説を手に入れることができそうです。

 

というわけで、何か

・夢中になってくれそうな教材(シリーズを探す)

・洋書なら原書を読ませることで英語の勉強になるから一石二鳥

・夢中になってくれさえすれば自信もつくし自動運転が可能

 

ADHD気味の子にギフトを探してもらうための仕掛けとして親ができるのはこれくらいなのではないでしょうか。教科書ですら読むのが嫌だったADHD脳を夢中にさせたファンタジーの作家にはラフコールしか送れません。

もし同じような内容で子供が勉強する気配がなくて困っている方がいらしたら、このアイデアをもとに試してみてはいかがでしょう。