ADHDとくに注意欠如の子の時間の感覚
ツイッターでふいにつぶやいてRTもらって気が付いたことをまとめてみました。
あまり意識していなかったのですが、よくよく言われていることにADHD特に注意欠如の子の時間感覚は確実にゆっくりだったりする。たとえば30分お風呂に入るとなると、本人は30分くらいのつもりでも、実際は60分くらい経過していることがざらである。
つまり今何時ごろかな?という問いかけに対して、時計を見ないでのGMT9.0の日本時間とかと合致することはかなり稀だ。
ADHDの子は時間がゆっくり流れてて、普通の人が30分くらいのつもりの時間経過を1時間くら位かかるとききました。あながち1日48時間も間違いではなく、今うちの娘の風呂の入り方がまさに、それ。体洗うだけで1時間とかザラです。
— ven-rise@ (@ven_rise) May 5, 2019
ツイッターで1日48時間ほしい★とつぶやいた方についついこんなRTをしてしまったのですが、なんだか♥をたくさんいただいた。
まさに時間がゆっくり流れているのだ。彼女を見ていると辛くても非常に長々と勉強していたり、いつまでも宿題をしていたりするので、ついつい横からそれ多分明日までに終わんないから、手伝うならどれがいい?って聞いてしまうのだが。。。
時間の感覚が通常人と違うのでそうなってしまうのだ。これはほかにかっちりマネージメントできる人間が付いていないと結構自己崩壊の一途のような気すらする。
それを除けば彼女は非常におおらかな性格なので(これも脳の特性)、とても付き合いやすい人だと思う。そもそもあまり腹を立てないのだ。→これも脳の特性だとおもうのだけど、あまりこだわりがないからケンカにならない。
そういうことなので、彼女に突っかかってくる方はこれも攻撃的な性質が表に出てしまっているほうのADHDかASDであることが何となく考えられる。
そう思うと、私もあまりケンカにならないので小中高とあまり友人とのトラブルというのを経験していない。これもそっちがわの脳の特性なのではないかと思われる。いやなことも言わないので、嫌われないし。
ほんの少しだけみんなに親切にすればクラスの子たちからは嫌われないしむしろ守ってもらうことが多かった。非常にお得だったかもしれない。
そもそも意地悪なことを相手に対して思いつかないからケンカにもならない幼少時代だった。
時間の感覚というのはどうやって身に着けるものか?
さて、これに気が付いたのはいいのだが、私としてはどうしていいのかよくわからなくなってしまって困っている。なぜなら、自分はかなり正確な時間間隔を身に着けてしまっているからだ。だいたい1分、だいたい15分、あれから60分位。このような時間の感覚は言語化するのが非常に難しい。
1m以下のものならほぼ1cm単位で正確に見ただけで大きさをはかることができる。これ子の隙間に入るんじゃないかなというのでダメなものは1㎝弱で引っかかる程度だ。むしろの子の感覚のおかげで失敗することも多い。大体ぴったりのものを入るだろうと言って買ってしまったり、動かしたりするので結果返品したり、配置換えを余儀なくされる。という感じの私はそれが倍だったりするということが実感できないのでイライラのもとになってしまう。
まさに秒針をかむっていうやつで時間間隔を身に付ける
子供は放送委員をしていて、なぜかリクエストCDの日に必ず仕込まれているらしい、秒針をかむ(ずっと真夜中でいいのに)。ものすごいハードリピードらしくて、放送委員が何か捜査していると言われるほど毎回リクエストされるのだそう。でも、同じ人がリクエストしているわけではないので謎らしい。母もCD買うから他の曲もリピードすればいいのにと思っている。
(リクエストCDは週に1回)
放送室で放送委員の子たちはサビの部分でヘッドバンキングするのが常だそうだ。
時間のカウントと長さのカウントを正確にする方法
多分この話は、誰にでも役立つようになっている。
時計の感覚と定規の感覚は性格だとかなり役に立つ。
我が家で導入をしたのは、時間間隔を育むための時計。というか正確にいうとでっかいキッチンタイマーです。ツマミを好きな分数(60分まで)に合わせると、うっとおしいくらいカチコチ言いながらカウントダウンを始めるタイマーになる。サイズはA4くらいある正方形で存在感が大きい。
うまく使って、時間が分かるようになるといいなと思っている。
ちなみに母は時間と長さの感覚がかなり正確だったりします。
自分でこれをどう手に入れたのかをうまく説明できるといいんだけど
あまり言葉に訳しにくいので、どうしたものかと悩んでいる。
長さに関しては5センチを指で作る練習をしていた、
そのほかは30センチの竹の定規の長さをきっちり頭に入れている。
この見本が正確なら大体のものは正確に測れる。
これも娘さんにしっかりと覚えてもらわなくてはならない。