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暗記の不得意な子供の成績を頑張ってあげるためのブログす。

WISC-IVの結果をもらいました。

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 さて、この知能検査(検査名 WISC-IV)の結果ですが、うちの子が指摘されたのは平均より低いのはワーキングメモリーのみ、ほかはほとんどが平均値だというのです。

いわゆる発達障害ではないという説明を受けました。その時は、そうかそんなにひどくないのかと思っただけだったのですが、

 

そもそも相談員の人たちは医師ではないので、こういう結果が出ましたよ。もしほかにも気になることがあるようだったら、言語療法士とお話をされてみますか?というような流れで、言語療法士といわれる方々との面談になりました。WISCに関する説明なども、これが児童精神科などに掛かっていればもう少し違った結果になったような気がします。

検査を受けるなら無料受信できる教育センターで

 暗記が大変なので、少しでも良くなるのならという気持ちで、教育センターの心理カウンセラーの言うとおりにしてみようと思いました。
 この試験で小学校6年生の終わりにわかっていた事はワーキングメモリーが平均値よりも低くて70%位ということでした。ワーキングメモリーは一般的に脳の短期記憶をつかさどる部分の能力を見たものです。小学校から高校、大学受験まではこの能力如何で子供の将来が決まる重要な能力ですね。。。でも30%くらいなら努力でどうにかなると思っちゃったんですよね。(覚えられないなら覚えるまでやればいいという、自分の経験によるものに頼ってしまっていました)そもそも軽度のディスクレシアを疑っていたので、学習障害ではないけど、本人が覚えるのが難しいというのであれば、それなりに訓練すればいいと思ったのです。目で見るのがダメなら、音で聞いて、文字がダメなら映像でとかいろいろ考えていたのですが、結局よくわからず、ほぼ手探りで言語療法士の先生との教育支援が始まることになりました。

 この時にもう少しワーキングメモリーについて調べておいたらもう少し方法が違ったのかもしれませんが、ワーキングメモリーの改善にはマインドフルネスがみたいなことが書かれているところが多くて。訓練でどうにかこうにかするんじゃなくて、どうやってその容量の少ないメモリーを使いこなせばいいのか?というような話ばかりでした。どうも、まだウェブに情報が少ないだけなのかもしれません。

ワーキングメモリーの指標としては中一の年末からお世話になっている児童精神科の先生がおっしゃるには乱暴だけど10%少なかったら1学年遅れていると思ってください。これで目からうろこが落ちました。

検査結果をもってADHDを疑えばよかったのですが、うちの子は注意欠如があるだけで、いわゆるADHD?という問題行動がないので、誰もそっちの線は指摘してくれませんでした。迷惑をかけない子は発達障害を疑われない。。。これが今の教育の現状かもしれません。